重要:新型コロナウイルス感染症に係る日本への上陸制限について

出典:在ベトナム日本国大使館 令和2年2月3日掲載

1. 今般,日本政府は,新型コロナウイルス感染症を,感染症法に基づく「指定感染症」に指定しました。これにより,コロナウイルス患者とみなされた外国人(以下,ベトナム人を含みます。)は,出入国管理及び難民認定法により,日本への上陸が拒否されます

2. また,日本政府は,新型コロナウイルス感染症を,検疫法に基づく「検疫感染症」に指定しました。そのため,感染が疑われる外国人は,有効なビザを所持しているかどうかにかかわらず,診察・検査を命じられる可能性があります。

3. 加えて,日本政府は2月1日,特段の事情がない限り,当面の間,以下のいずれかに該当する方の日本上陸を認めないこととしました。
      (1) 日本上陸の14日以内に,中華人民共和国湖北省に滞在した外国人
      (2) 湖北省で発行された中国旅券を所持する外国人

4. 前述3(1)又は(2)のいずれかに該当し,日本上陸が認められない方からのビザ申請については,「ビザの原則的発給基準」に基づき,受理されません2月1日以降にビザを申請・受理する方は,必ず,御自身で質問票を作成し,印刷した上で,当館窓口又は代理申請機関に提出してください(代筆は認められません。)。

5. なお,有効なマルチビザを所持する方であっても,前述3(1)又は(2)のいずれかに該当する場合は,日本への上陸が許可されない可能性があるため,御注意ください。

外国人の入国、1日だけで5人拒否

出典:読売新聞 2020/02/03 11:43

菅官房長官は3日午前の記者会見で、中国湖北省武漢市で確認された新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を防ぐため、1日だけで外国人5人の入国を拒否したと明らかにした。

 政府は1日から、過去2週間以内に湖北省に滞在歴のある人と、湖北省が発行した中国旅券を持つ人の入国を拒否することを決めている。世界保健機関(WHO)が「国際的な公衆衛生上の緊急事態」を宣言したことなどを踏まえたものだ。

新型ウイルス肺炎 ベトナムでも感染者確認

出典:NHK News Web; 2020年1月24日 1時19分

中国で感染が拡大している新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎について、ベトナムの保健省は23日、ベトナムに滞在中の中国人の親子2人が新型のコロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。ベトナムで感染者が確認されたのは初めてです。

ベトナムの保健省の発表などによりますと、感染が確認されたのはベトナムに滞在しているいずれも中国人の60代の父親と20代の息子の2人です。

父親は中国・湖北省の武漢からベトナムを訪れ、ベトナムに滞在する息子と合流したということです。2人は体調を崩して病院で診察を受け、検査の結果、新型のコロナウイルスに感染していることが確認されたということです。ベトナムで感染者が確認されたのはこれが初めてです。

2人は現在、ホーチミンにある病院で隔離され治療を受けていて、容体は安定しているということです。

このほかベトナムの複数メディアは留学先の武漢から戻った学生と、中国との国境に近い市場で働くいずれもベトナム人の合わせて2人が新型のコロナウイルスに感染している可能性があるとして、検査を受けていると伝えています。

ベトナムの気候

サイゴンである雨の日

ベトナム全土は北回帰線よりも南に位置し、赤道近くまで伸びる(本土の最南端は北緯8度33分)。このため南西モンスーンの影響を強く受ける。7月から11月まで台風の影響を受け、特に国土の中央部が被害を受けやすい。

北部は温帯性の気候であり、4月から10月までが雨期となる。首都ハノイの平均気温は1月が16℃、7月が29℃である。年平均降水量は1,704mm。チュオンソン山脈の影響により、山岳地帯では降水量が4,000mmを超える場所もある。ケッペンの気候区分では、温帯夏雨気候(温暖冬季少雨気候) (Cw) に分類されている。

南部は熱帯性気候下にある(ケッペンによる気候区分はサバナ気候〈Aw〉)。平均気温は1月が18℃、7月が33℃だが、平均降水量は1,000mmと少ない。

北部には紅河、黒河(ダー川)、南部には九龍江(メコン川)が広がる。 紅河デルタにあるフーリーでは、1980年から1995年の月別平均気温は、1月16℃、2月15℃、3月19℃、4月22℃、5月26℃、6月27℃、7月28℃、8月27.5℃、9月26℃、10月24℃、11月21℃、12月19℃である

食文化

概して米食文化であり、麺類も米粉製が多い。庶民の常食は米飯、麺、粥、フランスパン等である。中華料理とフランス料理の影響を受けている。また、世界第二位のコーヒー生産国であることもあり、独自のコーヒー文化が存在する。

飲酒量が多く、世界保健機関(WHO)が2018年に発表した調査結果によると、ベトナム人が1年間に摂取するアルコール量は8.3リットルと、世界平均(6.4リットル)を上回る。特にビールが好まれ、企業別生産量シェアは、タイ企業傘下のサイゴンビール・アルコール飲料総公社(サベコ)43%、ハイネケン25%、ハノイビール・アルコール飲料総公社(ハベコ)15%、カールスバーグ8%の順である。

日本のサッポロビールホールディングスが2011年に進出して高級ブランドとして定着しているほか、日本円換算で1杯数十円程度の樽詰め生ビール「ビア・ホイ」が各所の大衆食堂で売られている。ベトナム政府は、国民の健康維持や飲酒運転防止のため広告などの酒類規制を進めており、2019年6月にはベトナム国会常任委員会がアルコール被害防止法案を採択した。

フォー

形は日本のきしめんに似るが、原料は米粉と水であり、ライスヌードルの一種である。水に漬けた米を挽いてペースト状にしたものを熱した金属板などの上に薄く流し、多少固まったものを裁断して麺の形状にする。

中国広東省潮州市の粿條、広州市の河粉、広西チワン族自治区桂林の「切粉(中国語: チエフェン)」などとほぼ同様のものである。

本場はベトナムでも北部であり、南部ではフォーよりもフーティウやブンが好まれる。

実は20世紀初めに出現した比較的歴史の浅い料理である。ハノイないしナムディンで生まれたとする説が有力である。1954年のジュネーブ協定締結により、ベトナム北部から中部・南部に伝播し、1975年のベトナム戦争終結を機に、世界中に亡命したベトナム人によって、多くの国々に広まった。

アオザイ

アオザイ(ベトナム語: Áo dài , 襖𨱽)とは、正装として着用するベトナムの民族服である。「アオザイ」はベトナム北部の発音であり、南部では「アオヤイ」と発音する。

アオ(Áo)は上衣の一種を意味する中古音で、ザイ(dài)はベトナム語で「長い」を意味する形容詞。つまり「長い上着」となる。女性用アオザイの美しさは世界的に認知されており、ベトナム土産としても人気が高いが、オーダーメイドが基本のため、購入には手間がかかる。

18世紀に清朝から移入されたチャイナドレス(旗袍)を起源とする。

旗袍は冷涼な気候の満州起源の装束であり、本来は厚地の絹を使うが、ベトナム土着の薄絹(庶民は麻など)のゆったりした長衣の影響を受けて、風土に合った薄い布地で仕立てるようになった。日常着としても用いられた土着の服装と違い、官服として着られていたことから、現在でも正装とされている。現在の女性用アオザイの細身でスリットの深いデザインはフランス領インドシナ時代に改良されたものである。

現在ではアオザイ姿を見掛けるのは女性がほとんどで、アオザイは女性のみの民族衣装と思われていることが多いが、男性用のアオザイもある。しかし現代において男性用アオザイの着用は、結婚式での新郎や伝統芸能の演者等に限られ、男性のアオザイ姿を目にすることは稀である。